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「セクシー素数」!? 気になりすぎる数学用語

  • 2015.10.21
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数学・物理・化学
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「セクシー素数」!? 気になりすぎる数学用語

小学生、中学生、高校生と、進学するにつれて勉強は難しくなっていきます。その中でも、数学に苦手意識を持っている人は少なくありません。そんな数学ですが、見方を変えれば興味を持てることもあるかもしれません。例えば「セクシー素数」という言葉。一瞬目を疑うような言葉ですが、実はこれ、れっきとした数学用語なのです。数学には、このように気になる用語がいくつも存在しています。

苦手意識を解消できるかも? インパクト抜群の気になる数学用語!

学校で習う教科の中でも、算数や数学は苦手な人が比較的多い教科です。苦手意識を払拭するのはなかなか難しいことで、数式とにらめっこをしていても頭が痛くなるだけかもしれません。そんなときには、違った角度からアプローチしてみてはいかがでしょうか?
「セクシー素数」という言葉をご存じですか?
一見なんのことか分からないと思いますが、実はこれ、れっきとした数学用語なんです。セクシーという言葉が持つイメージは数学には全くといっていいほど合致しませんが、だからこそ気になる言葉ですよね。数学にはこのように、気になる用語がたくさんあります。そこで今回は、気になる数学用語についていくつかご紹介したいと思います。

素数がセクシー? ナルシシストな数? 数字に関する気になる用語

冒頭でご紹介したように、数学にはセクシー素数という言葉があります。セクシー素数とは、「差が6の素数の組」のことを指します。もっとも小さいセクシー素数は、5と11の組み合わせですね。数学にセクシーという言葉はおよそ似つかわしくありませんが、実はこのセクシーという言葉は一般的に使われている意味とは全く関係がないのです。ここでのセクシーは、ラテン語の6が「sex」であることに由来しています。
もう一つ、数字に関してはナルシシスト数という言葉も気になります。ナルシシストはナルシストと同じ意味で、一般的には自惚れ屋や自己陶酔型の人のことを指します。数学におけるナルシシスト数とは、「n桁の自然数で、各桁の数字のn乗の和が元の数字と等しくなるもの」です。例えば153は3桁の数字なので、nは3になります。各桁の数字は1、5、3なので、それぞれ1^3=1、5^3=125、3^3=27。これを足し合わせると153となり、元の数字と同じなのでナルシシスト数となります。これだけ動かしても元に戻るほど自分が好き、ということなのでしょうか?

本当に数学用語!? 疑わずにはいられない用語たち

前述のセクシー素数やナルシシスト数は、意外ではあるもののまだ数学用語っぽさは残されています。しかし、中には数学用語だとは全く気づかないようなネーミングもあります。
例えば「アーネシの魔女」。数学というよりは、世界史で出てきそうな名前ですね。これは、(x^2+c^2)y-c^3=0の方程式で表される曲線のことを指します。実はこのアーネシの魔女という言葉は、誤訳によって生まれました。もともとこの曲線は、ラテン語で「Versine関数のような」という意味のVersieraと記述されていました。イタリアの女性数学者であるマリア・ガエターナ・アニェージ(アーネシ)もその記述に基づいてVersieraと紹介しましたが、イタリア語のVersieraには悪魔や魔女といった意味もあり、翻訳をした教授は魔女と誤訳したのです。このことから、アーネシの魔女という言葉が生まれました。
「クロネッカーの青春の夢」も、文学作品のタイトルになっていそうな言葉ですが、立派な数学用語です。その意味は、「虚二次体のどんなアーベル拡大も、虚数乗法を持つ楕円関数の特異モジュールと等分値から得られるだろうという予想」というもの。意味はさっぱりですが、その名前の持つインパクトは興味を惹くに値するものでしょう。

このほかにも、ハムサンドイッチの定理や次元の呪い、病的な関数、組み合わせ爆発などインパクトのある用語はたくさんあります。このような視点から興味を持つのも、数学に触れる一つの方法としては有効かもしれませんね。

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